こんにちは。さてこです。
ブログ訪問ありがとうこざいます。
英語”超・初心者”のママにとって、英語絵本の選び方ってとても悩みますよね。
内容の面でも、コスパの面でも…。
私は現在、息子(4歳ちょうど)に、ゆるーくバイリンガル教育をしていますが、息子1歳の時はどんな英語の絵本を買えばいいかわからず、いろいろなサイトを参考に絵本を買っては「これ文章長いし、難しい…」「レベル的に、合ってるのかわからない…」「もっといろんな絵本買ってあげたいけど、そんなお金ないし…」と悩み続け。
そんな中で、息子1歳の頃の読み聞かせに大・大・大活躍!してくれた1つの絵本について今回は書きたいと思います。
レベル0からスタートするなら、これひとつ買っておけば、他に絵本買う必要ないかも…と思ってます(ほんとに)。
私と同じような超・初心者ママさんにとって、参考になれば幸いです(*^^*)
↓いまのところ英語力はこんな感じです
もくじ
1歳で絵本の読み聞かせを始める
0歳の頃はいろんなやり方を試行錯誤した末、Youtubeで英語の歌を延々かけながしするだけでしたが、1歳前後ではそれが「ママも動画に合わせてたくさん歌う」になり、そしてだんだんと「絵本」の読み聞かせが増えてきました。(相変わらず、英語で語りかけもほとんどせず。スクールに通う等もナシの、完全おうち英語)
息子が0歳の時に購入したこちらの絵本。
0歳の頃にはほぼ読まなかったのですが、1歳頃からちょくちょく読むようになりました。
↓0歳の時に買ったのに、全然読まなかった理由
でも、↓の画像のような、何気に難しい文章(一般的には”簡単”なカテゴリですが…)が出てくると…

出典:Let’s Play / Leo Lionni (著)
「長い文章が出てくると、意味がよくわかんないなぁ。なんか難しいなぁ…」
「もっともっと、もーーーーーっと簡単な絵本、ないかなぁ…」
と思ったりして…。お恥ずかしい話ですが。
でも、息子と同じく、ママ自身も「超・初心者」からのスタートですので、ハードルは低ければ低いほど良い。笑。
英語絵本で「失敗買い」続き…
大きい本屋さんに探しに行っては、ぴっちりパッケージングされて中身の見えない英語絵本を眺めながら、「どれくらいのレベルなのかわからないし、高いし…」と不満たらたら。(スミマセン)
「見た目が簡単そうだから買ってみよう!」「ストーリー知ってるから買ってみよう!」とエイヤっと買ってみたり、いろいろなブログで紹介されていた「おすすめ絵本」を何冊かAmazonで買ってみたり。
しかしながら超・初心者だった私にとっては、読むのにハードルが高い絵本が結構多く、「買うの失敗したなぁ…」と思うことが多かったです。
ついに出会った絵本
そんな中、こちらを見つけました。1歳2ヶ月頃。
この絵本が、我が家で、1歳時の英語教育の「救世主」となりました。
洋書絵本を取り扱っている本屋さんを何件か回ったのですが(洋書絵本を取り扱っている本屋さん自体少ない…)、こちらを取り扱っている本屋さんは見つかりませんでした。なのでAmazonで購入。
Sight Word Readers ってどんなの?
薄い絵本 25冊入り

何度も読んだので、開け閉めしまくり箱がボロボロになっています…。
箱の中にペラペラの薄い絵本が25冊入ってます。(「ペーパーバック」というそうです)
最初、届いて封を開けた時に、正直「エッ…絵本ていうかパンフレットみたい。これで2,500円?高すぎでしょ~!また失敗したわ…」と思いました(スミマセン)。

25冊のミニ絵本+1冊のワークブックなので、計26冊入っています。
タイトル一覧
- City Colors
- Animals
- That Hat
- Go, Go
- Three
- The Party
- Up and Down
- I Din It!
- This Is a Peach
- Dinner
- Little and Big
- Run!
- Sharing
- Me Too!
- Find It!
- Play Time
- Fly Away
- Farm Friends
- Ride On!
- New Socks
- Helpers
- Guessing Game
- That Is Funny!
- My Bear
- My Dog
+ Write-and-Learn Workbook(ワークブック)
1冊に大事な単語が2つ
1冊ごとに、「up」「down」や「I」「did」などキーワードとなる重要な英単語(Sight Word/サイト・ワード)が2つ入っており、それが繰り返し出てきます。
絵本の一番最後に、そのSight Wordが載っています。
例えば「My Dog」では、Sight Wordが「you」と「and」。

出典:Sight Word Readers / Linda Ward Beech (著)
また、「Me Too!」では、Sight Wordが「me」と「too」。タイトルそのまんまですね(笑)。本当にわかりやすい。

出典:Sight Word Readers / Linda Ward Beech (著)
絵本を読みながら、その2つのサイトワードを覚えましょうね、ということです。
1冊8ページで完結

出典:Sight Word Readers / Linda Ward Beech (著)
よく練られた内容が1冊8ページ。本当に短いです。
表紙を開けたら、4回ページめくればもう読み終わりです(!)。
すぐに「The End~。(おしまい~)」と言って終われます(笑)
1ページの文章も短い

出典:Sight Word Readers / Linda Ward Beech (著)
しかも1ページに載っている文章も短い。
「Me Too!」では、「I ride.」「Me too.」「I paint.」「Me too.」のように、「I ○○.」「Me too.」の繰り返しで終わります。
20秒で1冊読み終わります。
それが最大の魅力
「20秒で読み終わる程の絵本って、買う価値あるのかな?」って疑問に思う方もいるかもしれません。でも…
たったの20秒で「1冊読み切った感」を味わえるのって、
「モチベーション維持」と「英語教育の習慣化」に最高に効きます!!!
※私みたいなズボラーさんに限り、かもしれませんが。。。
1冊が薄~~~いと、一瞬で終わるのに「今日も英語続けられた♪」と達成感が味わえます。
これホント。
達成感が味わえると、モチベーションが維持できて、勝手に英語教育の習慣ができます。
これもホント。
私が、息子1歳時に英語教育を続けられたのって、まさに「Sight Word Readers」があったからといっても過言ではありません。
「Let’s Play」や「Where’s Spot?」も何度も読みましたが、読み聞かせ回数からいうと「Sight Word Readers」とは比べ物になりません。
物足りないかな?と思うくらいのボリュームが、まさに「続けられる」コツだと思います。
コスパが最高に良い
ハードカバーの絵本はだいたい1冊1,000~1,500円の価格帯が多いです。その上、何冊も揃えるとなると…結構なお値段になっちゃいますよね。
「Sight Word Readers」は、約2,500円!
2,500円で、英語の文章で最もよく使われる50単語と、その使い方が学べると考えると、コスパの良さは最高じゃないでしょうか。
ママの復習にも
これは私だけかもしれませんが(笑)、基礎を延々やるのは良い復習…というか、普通に勉強になりました。
「I did it!」(出来たよ!)って表現とか、全然知らなかったし…。

出典:Sight Word Readers / Linda Ward Beech (著)
「didは、doの過去形」とは学校で習いましたけどね。英語ネイティブの子どもは、このフレーズを「didは、doの過去形」なんか考えずに、一番最初に親から学んでしまうわけですよね。
学校では全く習わなかった「普段使いの英語」を、ママも一緒に学べますよ。
息子の反応
さてさて、肝心の息子、読み聞かせをしてどんな反応だったかと言いますと。
1歳時は、私がチョイスしたものを読み聞かせしていましたが、読むと嬉しがるとか興味を示すとかもほぼ無く、本当にただ読み聞かせしていたという感じでした。
「これ読んで欲しい。(的な反応)」や、「それは嫌だ、他のにして。(的な反応)」のような本の好き嫌いも全く無かったです。
絵本を見てはいるけど、期待するような反応が無さ過ぎて、「これ、読んでて意味あるのかな…?」とフト思ったり(^_^;)
でも、Youtubeの英語の歌には楽しそうに反応していて、英語が嫌いってわけでもなさそうだったので「とりあえず英語の絵本に慣れさせよう」と思い、1日1冊とか、2冊とか、0冊の日ももちろん(多々)あり…そんなレベルでゆるーく続けていた、という感じです。
また、絵本を1列に並べたり、色合わせをしたり(「この絵本とこの絵本は青い色で一緒だね。」とか。)、はたまた絵本を2つに折り曲げていたり(汗)、端を舐めてたり(汗汗)…と、絵本自体で遊ぶ、ということも多かったです。
ちなみに2歳時もこの絵本、継続して読んでますが、明らかな反応が出てきたのは2歳を過ぎてからでした。
2歳を超えてからは、「この絵本読もうか?」と聞くと嬉しそうにしたり、次に読みたい絵本を差し出してきたり。読みたくない絵本の時はバシッと叩いて来たり(笑)。少しずつ反応が出てきて嬉しかったことを覚えています。
おまけ:買うのが早すぎた絵本たち
蛇足ですが、1歳児に読むには(私的にも)ハードルが高すぎた絵本を紹介します。買うのがちょっと早すぎて、失敗しちゃいました…。もう少し後に買うのをおすすめします。ネットで「おすすめ絵本」て紹介されてるの、だいたい「0~3歳向け」とか幅が広すぎるんだもん!しかもママさんが英語達者だったりする…。
Harry the Dirty Dog
本屋さんで、「あ、これ知ってる~。「どろんこハリー」だ!」という軽いノリで買った絵本。ビニールを開封し、1ページ目を開いて「あ…買うの早すぎたわ…」と撃沈。

出典:Harry the Dirty Dog / Gene Zion (著), Margaret Bloy Graham (イラスト)
1ページ目からバリバリ長い文章がお目見えしました。なので1回トライするも、読む側(私)が力不足のため結局読まず…。3歳半くらいから再開し、読むとわりと楽しそうにしてたので日本語版も購入しました。でも未だに読む側には英語が少し難しい…。
Harry the Dirty Dog (Harry the Dog)
Dear Zoo
いろんなサイトでおすすめされていたし、Amazonでもベストセラーに指定されていた絵本だったので購入してみましたが、またもや1ページ目から長い文章が…!

出典:Dear Zoo (Dear Zoo & Friends) / Rod Campbell (著, イラスト)
しかも、「wroteってなんだっけ…」と辞書を引く私…。他にも、「fragile」やら、「fierce」やら、知らない単語が続々…。(※fragile→かよわい、fierce→凶暴な。)何度も辞書引いて疲れたので、パタン…とそっ閉じ。
読み始めたのは2歳半から3歳くらいだったかと思います。パタパタがある仕掛け絵本なので、4歳になった今は、「次はキリンさんだよー!背が高いんだよね!」とか言いながら自分でめくっています。
メイシーちゃん おたのしみひろばへゆきます
英語絵本、1冊1,000円前後もするのに、何冊も何冊も買えない…と思いブックオフへ。たまたま108円コーナーにこちらの絵本があり、「字が大きい」「まぁまぁ?簡単な英語だし、何より日本語訳が載ってる」「公園に行く時に使えそうなフレーズが載ってる」「仕掛け絵本だから楽しめそう」ということで購入。テープで補修してあったり、シミも結構あったので108円だったのだと思いますが、私的にはOKでした。

出典:メイシーちゃん おたのしみひろばへゆきます / ルーシー カズンズ (著), Lucy Cousins (原著), 五味 太郎 (翻訳)
ですが…1歳に仕掛け絵本を見せると、そりゃあいじりたくなりますよね。はい、ソッコーで破壊されました(泣)。ビリッビリにされて、無残な姿に…。108円だったから心理的ダメージは少なかったですが…メイシーちゃん、ごめんよ…。

出典:メイシーちゃん おたのしみひろばへゆきます / ルーシー カズンズ (著), Lucy Cousins (原著), 五味 太郎 (翻訳)
他にも、息子が4歳になったいまでも未だに1回しか読まれていない絵本もあります(^_^;)
時期が来れば~…と思いながら、本棚にそっとしまっています…。
まとめ
私のように、超・初心者のママにとって、英語絵本の選び方ってとても悩みどころ。
悩みながら何冊もハードカバーの絵本を揃えるよりも、「Sight Word Readers」1つ用意して、25冊を延々繰り返し読むのを、私は「声を大にして!」おすすめします!
そして「Sight Word Readers」が物足りなくなってきたら、次のレベルの「First Little Readers」の Level A、B、Cとレベルアップして行けば、英語絵本の選び方に悩まずに、着々と・確実に英語力がついていくと思いますよ。
それでは、さようなら~。
↓CD付きもあります。